3/12

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もはや日記を書くのを忘れても謝ることすらしなくなっている。

書く書くと言って書かないのは本当に終わっている!!このまま日記を過去のものにしたくない!

というわけで結構もう寝なくてはいけない時間だけど書きます。

 

ここ数日原因不明の体調不良で悩まされていたのだが、今日になってそれがようやく治り始めてきた。のどのイガイガと鼻水、それに伴う倦怠感と典型的なアレルギーではあるもののあまりにも治りが悪く、またギリギリ接触期間に入るか入らないかのところで身近なところでコロナ感染者が出たためコロナか!?と思って抗原検査キットを買ったものの陰性で熱も無く。

一応喉に効くペラックT錠を何日か飲んでいたところ現在ではのどの痛みは全く無くなり、鼻水の症状を残すのみとなった。鼻水も病気の時に出る黄色いやつじゃなくてアレルギーや花粉の時に出る透明なやつなのでとりあえず感染症の類では無さそうで安心。

 

今日はこれといって予定が無かったので溜まってたタスク全部やる(池の水全部抜く)の日に。引っ越しの手続き上必要な書類を滅茶苦茶書いて、会社に送る領収証の準備などもした。領収証に同封する送付状を自前で作っている時、かなり「社会人」という感じがして嫌だった。事務的な文書の作り方なんて知らんやい!!

そして夕方近くなった頃の空いている時間を狙って区役所に転入届を出しに行った。外がクソ大雨になりました(天気が悪いサンジ)だったので気は進まなかったが、マイナポータルに来庁予定日を今日に設定してしまったのでなるべく今日行った方が良いだろう。区役所までは徒歩圏内とはいえ15分ほどは歩くので靴や服がびしょびしょになった。

しかし敢えて雨の日に来たことや夕方に訪れたことが功を奏し、かなり少ない待ち時間で対応してもらえた。役所は待つのが本当に苦しいというイメージだが、本当にストレス無く手続きを完了。

また同じ道をびしょびしょになりながら引き返して帰ってきた後はだらだら動画を見たり、本を読んだりして過ごした。筒井康隆残像に口紅を」を読了。感想はXにも書いたが、とにかく実験的な試みが詰まった小説(小説?)だった。

一つずつ文字が減っていく世界で、その世界を自分が小説として生み出した虚構であるとメタ的に捉えている主人公が生活していく話なのだが、勿論文字が消えれば小説に使われる文字も減っていく。それはつまり小説世界の中でその文字が名前に使われている人物や物、概念も消失するということだ。

これがかなり面白くて、名前に使われている文字が消えればその人物は消えるが、代わりの言い方で表せれば(その分解像度は下がるが)その人は消えずに済む。名は体を表すというが、そのものが名前に持っている意味や意義などでアイデンティティを保てているみたいな考え方は結構好きだ。千と千尋の神隠しの名前を奪って元の世界に帰れなくするみたいな設定を思い出す。

一方でこれは主人公の小説家が実験的に行っている虚構の話であるというメタ的な設定のものであるため、主人公が普段から認知していない人は消えなかったり、このメタ的設定が唐突な展開の免罪符になっていたりと斬新だった。

ただこういう手法の小説を読んだのは初めて(というかあんまり他に無いと思う)で、特に筆者の独特で特殊な文体と、次第に使える文字が減っていくということも相まって、正直話の流れは掴みにくく、普段はあんまりしないんだけど結構目が滑って流し読みをしてしまった部分もあって少し悔しくもあった。もっと小説は大切に読むべきなのにとも思うが、まあでもこれも一つの楽しみ方か。

 

明日は池袋で少し用事を済ませる。帰りに本屋に寄って帰ってこれたら最高だが……!

実は今週はここから先予定がかなりスカスカだ。バイトを辞めたということもあるし、友達が皆引っ越しなどでバタバタしているということもあり、木金と相当暇である。このまま明日起きてちゃんと体調が治っていれば何かしたい。来週以降は結構予定もありつつなので、本当に社会人になる前最後のスッカスカ期間になるだろう。

本来ならば卒業旅行に行ったりする時期でもあるが、当初計画していた東京の友達が皆「想定よりも金が無さ過ぎるから」という理由(他にも色々あるが)で何となく流れたの面白い。俺たちは旅行に行くより日々の飲み会とかで何となく楽しんでしまう、アクティブでない集団。代わりと言ってはなんだが地元の友達が東京の俺の家に何日か泊まりに来て、そこから拠点にどこか遠くに遊びに行くかも。俺は地元の友達といる時間が本当に何より幸せなのでとても楽しみ。こういう何でもないただの遊びとか飲み会があるだけで幸せや!旅行は社会人になってたんまり金を稼いでからリッチに楽しんでやろうかと思います。