12/28
今日も5時間しっかりバイトをして、その後髪を切りに美容室に行った。
かなり髪が長かったのだが、「長い方が好き」ということを言い訳にして美容室に行くのをサボっていた。だがいよいよドライヤーにかかる時間が長すぎるせいで電車を逃したりしているので少し短くしようという試みである。
以前カラーを入れてもらった美容室で、今回はカットのみの予約。
俺がこの世で最も尊敬している職業の一つ、それが美容師である。美容師の凄いところ、まず一つは絶対に失敗ができないという極限状態の連続であること。切り落とした髪はもう戻らない。勿論仕事において失敗は避けるべきものだが、サラリーマンであれば会社の風土にもよるが挑戦の末の失敗は皆でカバーしあって事業を大きくしていくこともあるのではないだろうか。しかし美容師は一度たりとも失敗が許されない環境で、常に散髪という小さな挑戦を行い続けなくてはいけない。
そして二つ目、再現性が無いことである。絶対に失敗が許されない職業の例として他に医者があるが、現代医学の発達により、多くの病気は治療法が確立されている。しかし美容師は、顧客一人一人によって異なる髪質、顔の骨格、客自身の希望、最新の流行など様々な条件を加味して再現性の無い施術を行わなくてはいけない。
どうあがいても自分にはできない仕事だ。しかも美容師はサービス業に分類されるので土日もシフトで仕事があるだろう。また見習いのうちは、店で朝から手伝いをした後終業後に練習をするのが一般的とされている。これは尊敬に尽きる。子供ができたら、美容師みたいな人に成長してほしいという思いを込めて「髪切男（かみきりお）」と名付けようかな。
バブルシャンプーというものがセットでついてきたのでやってもらった。泡で洗い流すシャンプーらしいが、「泡だなあ」と感じただけで、他に何か効能などに違いが現れるのかどうかは分からなかった。
美容室でシャンプーをしてもらっている間は視界が塞がるのでちょっとドキドキする。
美容室に行って美容師さんに雑談を振られた経験がほとんどないのだが、俺ってそんなに話しかけるなオーラが出ているだろうか。
特に女性客の皆様はよく美容師さんと会話している印象がある。
今日も隣に座っていた女性客が男性の美容師さんと会話をしていたのだが、マジでその内容がとんでもなかった。
美容師さんは今年28歳らしいが、幼少期から毎年30万ほどのお小遣いを貰っていて（？）未だに帰省した時の交通費も出してもらっているらしい。美容師さんは「普段は会えないけどたまに帰って来る時くらいはかわいい孫が甘えてきた方が良いんじゃないのと思って存分に甘えている」と言っていた。住んでいる世界が違いすぎる……。
ある程度良い感じにしてもらって、そのまま家系ラーメンを食べて帰った。最近「もう少しで帰省だし、年末だしな……」という言い訳を盾に、自炊の手を緩めている。絶対にお金が無いのだが、もう何でも良くなってきている。
久々に家系ラーメンを食べたら美味しすぎて涙が出るかと思った。家系ラーメンを食べている瞬間が生きていて一番幸せなのかもしれないと思わされた。
今日は錦糸町の家家家という店だったが、俺が一番好きな東京の家系の店は末広町の「IEKEI TOKYO」だ。しょうゆベースのガツンとしたスープに甘いチャーシュー、何より卓上にニンニクが3種類くらい置いてあるのである！
公開していなかったが、俺の好きな食べ物ランキングを作った時、にんにくは間違いなくトップテン、コンディションによっては3位以内も狙える逸材なのである。
全種違うパンチを持っているのに全部ぶち込んでも調和が取れてめちゃくちゃ美味しい。特に「無限ニンニク」という、刻みニンニクを様々なタレで漬け込んだ調味料は、スープに入れるだけではなく白米にかけてマヨネーズと一緒に食べても絶品で、この世の悩みは全て消え去り救われるのである。
行きたくなってきた！！新年一発目の家系は絶対にIEKEI TOKYOにしようかな。秋葉原駅から遠いけど頑張れば歩けるので、ボケルバ終わりのニンニク好きの皆様もぜひ試してみては？
明日でバイト納め＆大喜利納めだ！本当に年末年始にバイトを休むこと自体が久々（受験期を除いたら高校一年生の時以来？）で、12連休くらいあるので、ちょっと年末かなり疲れたから、ゆっくり動画とかだらだら見るなど贅沢な時間の使い方を楽しもうかと思います。ドラクエモンスターズ3買ったけど全然進められて無いので、この年末年始に滅茶苦茶進めるぞ！！
