11/20

11/20

日記を書くことにした。

理由は最近あまりにも無為な日々を過ごし過ぎているから。

知っている人が書いた日記やブログを読むのが大好きで、その人が今日の生活で何があって何を感じたのかを知れるのが嬉しい。そういう人たちは物事に対してちゃんと自分の感情を靡かせて思考している。考えを持っている。それが本当に素敵だと思う。

自分もそういう日記にしたいけれど、本当に何かに対して「感じる」ことが少なくなってしまった。それにこれを書いている現時点では、この日記を公表するものにするかどうかも決まっていない。公表するとして、かなりの乱文・不定期更新になるということは、ここで表明しておかなければならない……。

 

22年間生きてきて今が一番暇だ。卒論が諸事情で無くなって、代替措置となる研究発表が終わったため、完全にここから4か月近くやることが無くなってしまった。

就職先も幸いなことにホワイト(かどうかは働いてみないと分からないけれど、現時点で)で、在学中の研修も無ければ資格の取得も必要なく、我々新卒社員に課された唯一の課題は「残りの大学生活を楽しむこと」なので、あまりにもやることが無い。

やることが無いと本当に夜が不安。

小学校時代も結構暇だった気がするが、小学生なんて皆そんなもんな気がする。色んな委員会や実行委員に入っていたからそれで少し忙しかったかも。中学校はずっと部活やって、勉強が盛んな地域に住んでいたので部活が終わった後塾に行って、くたくたになって帰ってすぐ寝る生活。一番頑張っていた。高校時代は普通に高校がしんどかったし、受験期はめちゃくちゃ勉強したので、トータルで見たら頑張っていた。大学一年の頃はかなりバイト・授業を頑張っていたし、二年・三年は結構遊んではいたけれど、免許や簡単な資格を取ったり単位を取り切ったりと、まずまずの頑張りだった。就活時期は本当に頑張った。

こうなってくると今頑張ってないのが不安過ぎる!

本当に頑張っている人ってずっと頑張っている。頑張っていない時期があると社会から切り取られたような気分になって、社会に出て辛さと戦いながら毎日働いている人、勉学や夢に向けて頑張っている同世代や年下の人に申し訳なくなる。これはさすがに卑屈で傲慢な考えなので絶対に良くないけど。

じゃあ何か頑張れよ、と思うけれどなかなか頑張れないのが俺の悪いところだと思う!なので日記くらいは頑張ろう、自分を誇れるように……。文章をちゃんと書いて、文章をちゃんと書いた、という経験だけでもせめて自分の中に残せるようにしたいと思う。

 

日記らしいことを書くと、今日はYouTubeの「出版区」というチャンネルの、永野が出ている動画を見た。芸能人に本屋で一万円を渡して買い物をしてもらう、という趣旨のチャンネルで、普段こういうのは見ないけれど何となく見てみたら面白かった。永野がヴィレッジヴァンガードでアツくサブカル語りをして、知らない本をたくさん買っていた。

永野って少し見ないうちにこんなに尖った感じになってたのかよ!ラッセンの話は1ミリもしていなくて本当かよと思ったけれど(ねじ式の話とか、時計仕掛けのオレンジの話とかをしていた)、タカアンドトシももう欧米の話をしていないので、時が経つというのはそういうことだと思う。

本を読むようになって、本屋に行く楽しみみたいなものは少しずつ分かり始めたので、「出版区」、永野だけじゃなくていろんな人の買い物の様子を見てみようと思う。

人が本を選んでいる様子を見るのって多分すごく面白いんだろうな、というのが分かったから。

永野、普通に黒いTシャツ着てたな。動画でラッセンの話はしていないのにサムネではラッセンのポーズしてたな。