12/22

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完全食 カレーメシのパッケージに「信じて混ぜればカレーになる」と書いてあって、そんな弱気で良いのか、客に委ね過ぎではないのか、信じなくてもカレーになって欲しい。我々が信じてカレーにするというより、カレーになって信じさせてほしい。安心させてほしい。

 

今日はバイトが終わった後、きりまるさんとご飯に行った。少し前に誘ってもらっていて、大喜利の人とサシでご飯に行くことなんてなかなかないから滅茶苦茶楽しみにしていた。赴いた店は新宿にある我楽多屋という超絶オシャレな居酒屋で、ガラス張りの窓に面した席があったり、ライトひとつとっても手をモチーフにした石膏がライトを持っている装飾になっていたり、メニューがポストに入っていたり、遊び心溢れる内装が特徴的だった。

出てくる料理が全部美味すぎた!特に煮込みがマジで美味しくて、大根はホロホロ、もつはジューシーで最高だった。俺は元々もつ煮が大好きで、居酒屋に行ったら絶対に探してしまうので、とても嬉しかった。もつ煮が美味い店は良いお店よ(もつ煮が好きなマツコ・デラックス)。またつくねも美味しく、さらにはキウイのお酒が粒々まで入っていて食感まで楽しめた。デザートに頼んだ抹茶のカタラーナまでめちゃくちゃ濃厚で美味しくて、こんな素敵な思いして良いのかよ……。しかもきりまるさんが全部ご馳走してくれて、「もう一生奢らないから」「店の雰囲気がそうさせた」と言っていて滅茶苦茶かっこよかった。兄貴過ぎる。

 

二人で美味い美味い言いながら、めちゃくちゃ大喜利の話をした。参集呼ばれたときとか新月出させてもらった時の心境とか聞いてくれて、めっちゃ個人面談みたいだった。あとは組んでみたい人とか仲良くなりたい人とか大会に出る時の心構えとか、大喜利の話をたくさんして聞いて、めちゃくちゃ大喜利に対するモチベが上がった。元々笑う警報のチャンピオンシップで俺が落ち込み過ぎていたらきりまるさんが声をかけてくれてご飯に行くことになったので本当にありがたい限りだし、大喜利滅茶苦茶やりたい!きりまるさんありがとうございます。

 

過酷な四連勤を終えて帰宅したら、高校時代の友達がグループ通話を開いていたので参加したらついつい夜更けまで話してしまった。

高校時代の友人の中では卒業後ほとんど連絡を取っていなかったグループで、話すのは四年ぶりくらいだったので懐かしい気持ちになった。近況を聞いたりしていると薬剤師を目指して勉強を頑張っているだとか、皆すごく真面目に勉学に取り組んでいて、高校時代から比較的真面目なグループだったもんなあと思い出した。つまり皆変わっていないということだ。

そう考えると、俺は高校時代と比べてかなり変わっただろうか。見た目はかなり変わったと思うが(高校時代って俺に身だしなみの概念が無かった)、性格的な面ではどうだろうか。高校時代って自分でも恥ずかしくなるくらい尖っていたので、自分の中ではかなり良い方に変わったと思っているのだが、周りから見てそうでもなかったらどうしよう。

結局人間って流動的に変わっていくものだし、俺が今大喜利やってるなんて高校時代からしたら考えらえないことなので、マジで小さいきっかけから人間ってどうにでもなるんだろうなとは思う。

ただこれは俺のイメージとして、社会人になると今後のキャリア形成において自分で意思決定をするタイミングが少なくなりそう(学生時代だと受験とかで自分の将来を変えることができるけれど)。勿論異動とか転職とか、そういうタイミングはあるかもしれないけれど、そのどれもが自動的に訪れるものであった学生時代と比べ、自分で「変える」タイミングを見極めていかないといけないんだろうなあ。